泳法ドリル「わかめドリル」のやりかた!
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泳法ドリルは、疲れた選手の気持ちをリラックスさせる効果もあるようです。
時々入れたほうが練習全体をまとまりのあるものにしてくれます。
マスターズ選手の場合は入れないと練習全体の構成が出来ません。
と言う事で、今回は泳法ドリルですが!
泳法ドリルもいろいろなものがあります。
どこで覚えてきたか、選手が体全体をくねらせるようなドリルを始めました。
手にフィンをつけて、足の方から大きく体をくねらせて進む練習をしだしました。
選手コースのドリル練習は、2パターン入れていました。
Drill 200m× 1t と 50m× 4t ー1:15
又は Drill 50m× 8tー1:15
です。
1:15サイクルで行っているときに、時間内に戻って来れずに、チームとしては和を壊す嫌な練習でした。
我慢してやらせておきましたが、そのドリルを取り入れているものがバサロキック(ドルフィンキック)が特に上手になってきたな、と感じるようになってきたのです。
今では、ドリルのラスト1本は「わかめドリル」を行うようにしています。
わかめドリル、やりかた!
注)キック練習ではありません。体をうねらせる練習です。
- 前進する場合
脚にフィンをつけたほうがやりやすいようです。
無くてもできないことはありませんが、最初は特に感覚がつかめます。
但しキックは打たないように、あくまでも体をうねらせるです。 - 身体をくねらせて水面から水底までを使い前進します。
スピードを出すためのキックではないので腰を使って、大きく柔らかく上下します。
腰や体の使い方を覚えるためにはとても効果的だと感じています。 - 通常の下向きで出来るようになったら、背浮きでもやって見ます。
背浮きでやる時は、鼻から水が入らないように、「上唇を上に上げて鼻にふたをする」方法を練習してからやってください。 - 後進するわかめドリル。
うつ伏せ(下向き)で、手にフィンをつけて、脚の方に進むわかめドリルを行います。
前進するより難しいですが、体の使い方を覚えるには後進の方が効果的のようです。
同じように水面から水底の深さを使って大きくうねって進みます。 - 後進する背面わかめドリルを行います。
背泳ぎをスタイルワンにする選手は、鼻にシール(蓋、上唇を上げて鼻に蓋をする)が出来ないとずっと鼻から息を出していないといけませんので、鼻から息を出さなくても鼻に水が入らないようにするテクニックを覚える必要があります。
これが出来ない場合は、「背面わかめ」より先に出来るようにしましょう。
手にフィンをつけて、背面わかめドリルを行います。 - 横向きで前進わかめドリルを行います。
反対向きわかめドリルを行います。
横向き後進わかめドリルを行います。
まとめ
50m続けて行うのは難しいので、途中で立ったり、最初は進まなかったりです。
コーチは我慢が必要です。
出来るようになると素晴らしいバサロキックを見せてくれます。
マスターズには体の姿勢矯正にもなりそうです。