瞬発力とパワーを育てる!

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 短い距離でのスピードを育てるのには、いくつかの方法がるのでしょうが、かなり効果があったので報告します。
 短い距離と限定したのはスプリント力を高めるということであり、長い距離は範疇に入っていません。
 50m種目には効果的と思われます。 
 もちろん50m種目に効果があると言う事は、100mにも200mにも効果があると言う事なのですが。

パワー練習
フロート・スピンアウト

PWー50m×2t -2分 又は 1分30秒

  1. 開始10秒前 (準備)    50秒
  2. 浮いて静止(フロート)   55秒
  3. スタート合図 (ハイ!)     0秒 
  4. 10m全力ダッシュ(短い距離)
  5. 残りはゆっくり泳いできます。
  6. 1分30秒サイクルか2分サイクルで行います。

    サイクルをスタートさせるのは、3の「ハイ!」の合図からですので、1分30秒サイクルの時は、2本目は1分20秒で10秒前、1分25秒で「フロート」の掛け声、30秒で「ハイ!」の合図となります。
    2分サイクルの時は、50秒が準備となります。

    壁をけらないように5mライン手前に、「フロート」の掛け声で浮いて静止します。
    「はい!」の合図で全力で早く手をまわして、一気に加速して泳ぎだします。
    静止している状態から、一気に加速するのがポイントです。

壁キックからスピンアウト

壁キックからのスピンアウトは、上記1の準備は10秒前で壁に手を着きます。

  1. 開始10秒前 (準備)    50秒
    (壁に手を着きます、つかまらない)
  2. 全力キック(壁に手のまま) 55秒
  3. スタート合図(ハイ!)    0秒
  4. 10m全力ダッシュ
  5. 残りはゆっくり泳いできます。
  6. 上記と同じ1分30秒サイクルか2分サイクルで行います。

あまり本数を多くすると、力が出せない状態の練習になってしまいますので、10mくらいしか出せないスピードと速く手をまわす練習が出来る本数でやることが必要と考えます。

泳ぎの中のパワー練習

PWS(パワースイム)50m×8tー1:30” (7.5m×2all out)

  1. スイム50mの1分30秒サイクルを8本です。
  2. 上記パワー練習をした後、それを泳ぎの中に入れる練習です。
  3. 全力で泳ぐのは25mプールで、12.5m(センターライン)から20mラインまでの7.5mを行きと帰りの2回(合計15m)を全力で泳ぎます。
  4. 短い距離なので、ほぼノーブレで全力でスピンアウト(手を速く回す)できます。
  5. 同じスピードインターバルをやっていると、飽きて、スピードも一定以上でなくなり、結果タイムが出なくなるので、時々入れると効果的です。
  6. all outの場所を、最初の泳ぎだし7.5mとゴールの競り合い7.5mにしても面白い練習になります。

いろいろ練習内容を変えて工夫するとさらに面白く、効果的となります。
コーチも、練習メニュー作成を楽しまなければ、選手も楽しめないかな!

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