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さあ、プールに行こう!
 「プールへ行く準備をする。」から始めましょう。
 まったく今まで水泳をやったことがない人が水泳
を始めるには、いくつかの準備が必要です。
 ・プールへ入るための水着の他にも準備する物が
  いくつかあります。
 ・どこのプールにするかホームプールを決めます。
 ・営業時間・入場料・交通等を調べます。
 ・大切なことは、自分の今の健康状態の確認です。

 準備が出来たらプールへ行ってみましょう。
  目次
  1.水泳練習に必要な持ち物
  2.練習プール(又はクラブ)を決めましょう
  3.水中を自由に動けるようにしましょう
  4.水泳初心者の呼吸法
  5.水中で立てるようにしましょう
  まとめ

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1.水泳練習に必要な持ち物

準備をビシッと決めればやる気にもなると
いうもの。
何事も格好からです。

1.水着(パンツ)
 泳ぎの練習をするには、男性は短パンのようなぶ
かぶかなパンツや女性のスカートのような水着は適
しません。
 女性は上下が分かれているものの方がトイレとか
も便利です。

2.スイミングキャップ(帽子)
 通常、子供も大人も使うのがメッシュキャップ
です。
 選手が良く使うのがシリコンキャップですが、好
みの問題もあります。
 最初はメッシュキャップで良いと思います、大き
さがMとLがあります。
 頭の大きな人や髪の毛の多い人はLが良いかもしれ
ませんが、通常はMでOKです。


3.ゴーグル(水中メガネ)
 ゴーグルは良いもの選びましょう。見る部分にグ
レーの濃い色がついているものは、暗くなるので初心
者向きではありません。


4.セームタオル(タオル) 
 普通のタオルでも構いませんが、セームタオルは
絞れば何回でもすぐに使えるのでとても便利です。


5.ウオータープルーフバック
 水着・ゴーグル等濡れたものを入れておきます。
 濡れたものをウオータープルーフバッグに入れて、
更にそれをバッグに入れます。

その他。ビート板は備え付けのところもあります。
無ければ購入するようにしましょう。

さあ、それではプールに行こう!

2.練習プール(又はクラブ)
  を決めましょう

 練習プールを決めるのは、練習クラブ又はチームを決
めることかもしれません。
 プールを決めるのは地域の状況によると思います。
 ・入場して自分で練習する。
 ・地域にあるスイミングクラブか練習グループに入る。
一人で練習するのは気持ち的になかなか大変なので、仲
間があった方が良いと思います。
 クラブ入会の場合は、プールも時間等のルールも決
まっていますのでそれを守ってゆくようになります。
 入場料を払って入場し、自分で練習する場合は、いく
つか確認しておく必要があります。
確認ポイント
 ・背の立つ泳ぐためのプール
 ・入場料
 ・利用時間
 ・トイレの場所
 ・シャワーの場所
 ・更衣室
 ・泳げるコースはどのコースか
 ・監視員がいるか、いる場所はどこか
(監視員がプールサイドにいないプールはやめた方が
良いでしょう。) 
 

3.水中を自由に動けるよう
 にしましょう

水中練習1回目は水の抵抗・浮力を感じて、水中を
自由に動けるようにしましょう。

1.プール選びは、背の立つ、通常の25m又は
  50mの競泳プールの方が良いです。
2.更衣室で水着に着替えて、スイミングキャップ
  ゴーグル・セームタオル等を持ってプールに行
  きます。(装飾品は外してくださいね)
  コンタクトをしたままゴーグルをつけてもかま
  いませんが間違って落とすと100%見つかりま
  せん。
3.軽く体を動かしてから、シャワーを浴びます。
4.ゆっくりプールにはいたら、プールの中を歩き
  ましょう。(大昔は、歩いていると注意される
  時代もありましたが。今はないと思います。)
  陸上では、転びそうになった時に、パッと足を
  前に出しますが、水中ではそれが出来ません。
  まず、水の抵抗を感じて覚えます。
  でも大丈夫です。
  倒れる方も急には倒れません、ゆっくり倒れて
  いきますので、ゆっくり足を出しても間に合い
  ます。
5.プールの環境にもよりますが、泳いでいる人と
  歩いている人が同じくらい、水中ウオーキング
  をしている人が増えてきました。
  歩くだけで運動になるし、腰や膝に負担がかか
  らないので「お医者さんに勧められてきました。」
  という人が多くいます。(これが水の浮力です)
  泳げる人でも、ウオーミングアップやダウンは
  歩く人が多くいます。

水中を歩けるように、体をある程度動かせるように
なったら、いよいよ開始しましょう。
水中初心者の呼吸方法です。
 (余談ですが)
ここで、子供のスイミングスクールと大人の水泳教室
の指導法の違いの話です。
子供はやって見せて、やらせてみます。
(「百聞は一見に如かず」です。説明するよりやって
見せた方がわかりやすい。)
大人は説明して、理解してからやってもらいます。
(やって見せますが、理解しないとやろうとしません。)
ということで、この記事はすべてマスターズ用です。

4.水泳初心者の呼吸法

 呼吸の仕方は、水中で息を吐くとか息を吐きながら
上げるとか、いろいろな方法がありっますが。
その練習は、泳ぎの動作に入ってから徐々に覚えま
しょう。
 水中で口を早く開く癖がついているため、口の中に
水をいっぱい入れたまま、顔を上げる人を多く見て
います。
 特に最初は顔を上げてから口を開きます。
 「パッ」で口の周りの水を吹き飛ばして、大きく
吸う動作をします。

1.息を吸って
2.息を止めて(口を閉じて)
3.顔を水中に入れて(又は少し沈んで・息は止めたまま)
4.顔を水中から上げて(口は閉じたまま)
5.顔を上げてから、パッ(又はパッーで息を吐く)
6.そしてから、大きく息を吸いましょう

始めてプールの人の呼吸法は顔を入れたときは、口を
閉じたまま、息を止めているということ
です。

 心臓には筋肉がついていますが肺に筋肉はついて
いません、だから吸う動作(胸を開くような)を
 しなければ息は吸えないんです。
 ラジオ体操の時、深呼吸では吸うとき大きく胸を開
いて吸い、吐くときは手と胸を閉じていきます。
 これは、そういった訳なんです。

 呼吸練習は簡単な練習です。
 実はこの程度は風呂でも練習できます。

5.水中で立てるようにしましょう

初心者には、立ち方が最も重要です。
 立ち方が不十分だと、背の立つところでも溺れるこ
とになります。
水の中へ入るのが怖いという人は、立てないから怖い
のです。
水中で立てる = 浮ける ということです。
と言うことで、立ち方を覚えましょう。

1.目標となる立つ姿勢を理解しましょう。
  温泉などに入っているとき、たまに頭の上にタオル
  を乗せている人を見ます。
  あの姿勢です。
  体が前傾(お尻が後ろにある状態)してしまうと、
  頭に乗せたタオルが落ちてしまいます。
  落ちないようにするには、頭・お尻・足の底がほぼ
  垂直になるように立たなければいけません。
  この姿勢が水中でいちばん安定している姿勢です。

2.その1.の顔を上げてから「パッー」を忘れない。
  立つ練習をしますが、そちらに夢中になって、顔を
  上げてから「パッー」を忘れると、口の中に水が入
  ります。(水を飲んでしまうことも出てきます、呼吸
 の基本を忘れないように)
    
3.練習する場所。
  手を下について顔を水上にあげられる場所があれば
  その場所から。
  ない場合は、プールサイドにつかまって。


4.練習する手順。
  1.プールサイドにつかまって、立ちます。
    この姿勢で、呼吸法の確認をしてください。
    息を吸って止めて、顔を入れて、顔を上げて
    「パッー」、呼吸動作をして、です。
  2.出来るようになったら、顔を入れて、3カウント
    しましょう。(顔を入れて、1・2・3 顔を
    上げて「パッ」です)
  3.次は、足を後ろに伸ばした姿勢でやって見ましょう。
    足を後ろの伸ばして、今の呼吸練習です。
    出来たら、伸ばした足を浮かせてやって見ましょう。
  4.次は、足の引き付け練習です。
    壁につかまり、足を後ろに伸ばした姿勢から。
    息を吸って止めて
    顔を水に入れて
    足をお腹の下まで引き付けて
    立ち上がって
    「パッ」です。
    ※よくある、悪い例ですが、お尻が後方に残ったまま
    の足の引き付けは、水深が深くなるとうまく立てませ
    ん。膝は壁にぶつけるくらい前まで、後ろに倒れるく
    らいお尻も前に。
  5.次は、水をかく(押す)練習です。
    立った姿勢のまま、壁につかまった手を放して、両手
    で水を後方へ押します。(出来るだけ大きく後方へ)
    何回か練習したら、手をはなす練習をしましょう。
    最初は、足が体の下に来てからはなします。

    ※注意は、
    最初は慌ててしまうので、顔を先にあげて
    しまう人が多いのですが、最初は両膝を曲げます。
    壁での立ち方の卒業編は、
     1.壁につかまり、顔を入れて足を延ばして浮い
       て。
     2.両膝を曲げ、両手を離して両手で搔きながら、
       お尻と膝が下に来て、足が体の下まで来たら
       立って、「パッ」
      ※1回の掻きで立てないときは、何回もかいて
       立つ練習もしておいた方が後で良いです。

  6.出来るようになったら、壁のないところでやって見
    ますが、まだまだ怖い人は、間に挟む練習方法です。
    1.ビート版を持って 、浮いてからやって見ます。
      立つ動作の時ビート版を離して立てたら、なく
      ても大丈夫です。
    2.壁から、2mくらい離れて、壁に向かって浮い
      てから立ちます。
  
 まとめ
   立てるようになる事=浮ける事 がわかっていただ
  けたと思います。
   立てるようになった人は、離れたところでも安心して
  見ていられます。
   水に浮いて立てるようになったら、次の泳いで進む!

  クロール に挑戦しましょう!

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