ドラックベルトを使った、水中パワートレーニングメニュー

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 パワートレーニングを水中で行う場合は、ドラックベルトを使って行います。
 ドラックベルトをパラシュート形式のベルトで行うのは次の泳者との距離が
長くなり通常の練習の中で行うのは困難になるため、作ったドラックベルトを
腰に巻いて行います。

 これにより、身体の後ろまでベルト等が伸びないので、練習メニューは普段と
同じ、5秒おきスタートメニューで行えます。
 シャンプーや洗剤の入れ物の下の部分を切って使います。
 大きさは色々ありますので、組み合わせで抵抗の違いが出来ます。
 目次
 1.ドラックベルトの作り方
 2.装着の仕方
 3.ベルトを付けると抵抗が大きくなります
 4.それでも頑張って普段のサイクルに近づける
 5.ベルトつけたカップの大きさで抵抗の大きさが変わります!
 6.P.F.P.S. パワーフィンパドルスイム メニュー
 まとめ

1.ドラックベルトの作り方

 シャンプー、洗剤等の入れ物をきれいに洗って、深さ10cmくらいで切ります。
 ベルトを通す穴を、2ヶ所開けます。
 使用する年齢に合う長さにベルトの長さを調節して切ります。
 ベルトを通せば出来上がりです。
 ベルトを作るのが大変な場合は、パラシュートのひもを短くして使いましょう。

深さ10cmくらいに切ります

 紐を通す穴をあけます

 長さを決めて紐を通して出来上がりです



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2.装着の仕方

 大きさにより、前後に1個(又は2個)ずつ着けて使用します。
 前方だけに着けると腰に負担がかかるようなので、前後1個ずつにしてください。
 クイックリリースバックルを取り付けると装着が早くなりますが、ひものままで
もいいのではないかなと感じたのは、ひもがうまく結べない子がいますので結ぶ練
習になります。
 

3.ベルトを付けると抵抗が大きくなります

 ベルトを付けると、当然抵抗が大きくなります。
 抵抗が大きくなるとスピードが出なくなります。
 スピードが出なくなるのでインターバルは、遅いサイクルで行わないといけなくなります。
 と言うことで、普段の練習より遅いサイクルの練習メニューが必要になります。
 パワー練習メニューを設定しましょう。
 50mで+5秒くらいは必要でしょう。
 

4.それでも頑張って普段のサイクルに近づける

 普段のサイクルに近づけようとしたときに、スピードが加わってパワーになります。
 スピード=速さ
 スピード×力=パワー
 ですので、抵抗にい負けない力と普段のスピードが掛け算となりパワーとなります。
 これで初めてパワートレーニングとなりました。
 記述
 P.P 50m × 10t ー1:00 +ベルト
 のように書いています。
 パワープル 50メートル 10本 1分サイクル ベルトを付けて   

5.ベルトつけたカップの大きさで抵抗の大きさが変わります!

 元の入れ物の大きさで抵抗の大きさが違うので、選手のスピードの速い人が大きいカップのベルトを使用します。
 スピードの違う選手が一緒に練習しますので、スピードの速い力のある選手が抵抗の大きいベルトを使用して行くようにしましょう。

6.P.F.P.S. パワーフィンパドルスイム メニュー

 水の抵抗は、スピードに二乗すると言われていますので、速くなればなるほど抵抗が大きくなります。
 と言うことは、速いほど効果が大きいと言うことなのでこんな練習が生まれました。
 ドラックベルトを付けた、フィンパドルスイム練習です。
 P.F.P.S. 100m× 10t   (各本数終了後休みなしで次のサイクルへ)
               ー1:20×3t
               ー1:15×4t
               ー1:10×3t

 フィンとパドルとベルトを付けて100mを10本行います。
 フィンとパドルを付けて泳ぐので最高のスピードになります
 1分20秒サイクルを3本行いますと次のスタートが0からになりますので、1分15秒サイクルを4本行います。
 次のスタートが0からになりますので1分10秒サイクルを3本で終了となります。
 それぞれの間に休みは入りません。
 フィンパドルスイムで出来るようになったら、ドラックベルト付きフィンパドルスイムで行いましょう。

             

まとめ

 力も尽くし体力も付きますが、毎日行う訳ではありません。
 ハードすぎる練習を毎日続けていれば力がつかずに、枯れていってしまいます。
 ハードな練習とドリルのような泳ぎづくりの練習を交互に行っていきましょう。
 また、スピードが違いすぎる選手が1コースに混在して練習しなければいけないときは、速い選手はベルトをプラスして同じ練習を行う場合などに使うことが出来ます。

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